SHIFTに聞いてみた:多国籍開発チームの良さが滲み出ている。WOVN.ioはそんなサービスです。


WEBアプリやソフトウェアの品質保証・テストのプロ集団「SHIFT」さん。
今までテストをしてきた製品は2,200製品以上にのぼるという。

多種多様なソフトウェアをユーザー目線で隅々まで見てきたSHIFTさんだからこそ言える「WOVN.io」というサービスをどう思うか?開発チームはどうか?を赤裸々に伺いました。

今回、インタビューにご協力いただいたのは、プロジェクトリーダーを務めるSHIFTの成(ソン)さんです。

成(ソン) ヒジェさん
ビジネストランスフォーメーション事業本部 コアテクノロジービジネスユニット 第3グループ

同時に5・6社も担当を持つことがあるという成さん。WOVN.ioではプロジェクトマネージャーとして従事。テストケース作成からプロジェクト完了までを担っています。

 

-すべてのソフトウェアにmade in Japan の品質を

Q.SHIFTさんについて教えてください

SHIFTは、「すべてのソフトウェアにMade in Japan の品質を」をコーポレートビジョンに掲げ、ソフトウェアの品質保証・テストを専門に行う会社です。行政や銀行、企業における基盤システムから、スマホアプリ、ゲームに至るまで幅広い領域のテストを行っています。

現代社会において、ソフトウェアは既に生活に欠かせないものになっていますし、脆弱性攻撃による個人情報流出などのリスクに関する問題などからも、自社製品の品質を見直す企業は増えています。

SHIFTでは、合格率約6%の自社検定基準をクリアした、”ソフトウェアテストの素養が高い“メンバーのみがテスト業務にあたっています。さらに、年3000プロジェクト以上のテスト実績から蓄積されたナレッジと、CATという独自のテスト管理ツールを活用した効率的なテストは、専門会社だからこその強みです。

だからこそ、お客様には安心して品質保証・テストの工程はプロである私たちにお任せいただき、開発者の方には本来の業務である”開発”に専念いただきたいと考えています。

 

(SHIFTさんオフィス)

 

 –QA体制構築から毎週のリリースに合わせテストを実施

Q.WOVN.ioは具体的に何をお願いしましたか?

 2016年の3月から依頼をいただき、サービスのテスト業務を担当させていただいています。当時、WOVN.ioの社内にはQA(Quality Assurance)エンジニアというポジションがなかったので、まずはその体制構築から始め、その後テスト設計・実行という流れで進めました。

WOVN.ioは毎週新機能のリリースがあるので、それに合わせてリリース前の不具合を確認するテスト、さらにそのリリースによって周辺の機能に悪い影響が起きないかのテストを行ってきました。

今では、QAポジションのエンジニアさんもいらっしゃるので、以前よりもスムーズにテストを実施できる環境が整っているのではないかと思っています。

 

-チームワークの良さがにじみ出た製品。「WOVN.io」は売れると思いました。

Q.WOVN.ioについてどう思いましたか?

純粋にこのサービスは売れるな、と思いました。私の実体験になりますが、日本に来た当初は日本語のサイトが読めずに苦労しました。もしそのサイトがWOVN.ioを使ってくれていれば・・・本当に助かったと思います。優秀な方が面白いサービスを開発したんだな、と感動しました。

WOVN.ioを利用すれば、良いサービスが言語の壁を超えてより多くの国の方にご利用いただけます。使わない手はないですね。

翻訳に関しても、機械翻訳もプロ翻訳も選べるようになっていますし、画像の置換もできるので、ユーザーのニーズに合わせてフレキシブルに使えるようになっています。細かいところですが、1つのアカウントで複数プロジェクトが立ち上げられるところも、使いやすいと感じました。

一方でメインとなる翻訳編集画面では、当初とても細かな修正が必要でもったいないと思っていました。SHIFTは見逃しませんよ(笑)。サイトを見た通りに翻訳できるライブエディターが大幅リニューアルして近日公開されるということでとても楽しみにしています。

多くのソフトウェアを見てきましたが、やはり業界内でも強いなと思うサービスは、開発体制もしっかりしていて、チームワークの良さが製品にも出ますね。WOVN.ioもそうだと思います。

 

-自由の中で成果主義。国籍・社歴関係なく意見をぶつけあう

Q.WOVN.ioチームについてどう思いますか?

はじめの1ヶ月間はオフィスに常駐し、その後は週に1、2回オフィスにお伺いし業務を行わせていただきました。
チームの仲がいいですね、国籍や役職に関係なく、みんなが意見を活発に出し合っています。自由な雰囲気の中でしっかり成果をだし、毎週新機能をリリースしているのはすごいと思います。

毎日の15分ミーティングでは、みなさん基本英語でやり取りされていますが、私自身はコミュニケーションに不自由は感じませんでした。デザイナーさんは英語があまり得意ではない日本の方だったのですが、CTOのジェフさんが間に入り、ここわかる?スケジュールわかる?など小まめに確認されていました。

時には意見がぶつかることもあったのですが、そこでもジェフさんが「あなたの想いはこうだね、でも今はここを優先させるべきだよね」と本当に上手にバランスをとっていましたね。

オンオフがはっきりしていて、みなさんで雑談やジョークを言う時間があったり、と思ったらミーティング後には全員がイヤホンをして、タスク完了に向けてものすごい集中力を発揮したり。

常駐していた時も、とても居心地のいいチームでした。

 

Q.CTOのジェフについて教えてください

私が常駐していた時も、CTOのジェフさんには遠慮なく意見を言わせていただいていました(笑)直接やり取りをするケースは稀ではあったのですが、いい刺激になりました。ジェフさんは全く嫌な顔はせず、誠実に意見を聞いてくださりました。

ジェフさんを一言でいうと、日本人みたいな気配りや思いやりをもったアメリカ人でしょうか。すごく気を使ってくださって、何度かクシャミをしただけで席まで加湿器を持ってきてくださったり、ウォーターサーバーの水を自ら交換してくださったり、チームの進捗管理なども細かくやられていて、リーダーとしてもさすがでした。

日本語も英語も堪能ですし、製品のこと、会社のことも一番理解しているので、開発サイドとビジネスサイド、日本人と外国人、など社内の至る所でブリッジになっているようです。

(最前列真ん中:CTOジェフ)

 

 

-世界中の悩みを解決してくれるWOVN.io。今後の開発に期待!

Q.WOVN.ioチームに喝をお願いします

 グローバル時代に入り、そこで言語が壁になってしまう。WOVN.ioは全世界共通の悩みを解決してくれるソリューションだと思います。予約サイトにしても日本語ではなく、現地語の予約サイトから直接予約する方が圧倒的にユーザーも簡単です。

コスト的にも時間的にもありとあらゆるサービスの悩みを解決してくれると思います。そのためにも今後も開発を頑張って欲しいと思います!

 

(成さんもご参加いただいたお花見)

-不具合のない世の中を目指す

Q.SHIFTさんの今後の展望を聞かせてください

もっと世の中にいいサービスを出して欲しいと考えています。そのためにも不具合のないソフトウェア・世の中を作るようサポートしていきたいです。将来的には「SHIFTがなくてもいいように」という世界を実現するべく、もっと世の中の為になれるフェーズを目指していきたいと思います。

SHIFTもWOVN.ioも開発者の為のサービスです。開発者の手間を省き、新たなサービスや機能開発に注力してもらえるよう頑張っていきましょう!

 

(取材:2017年12月)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


多言語化は WOVN.io で!